新型コロナウイルスの実際

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まず言えるのが、新型コロナウイルスに対して社会は過剰に反応しすぎです。

私は感染症の専門家ではありませんが、感染症の専門家の方は今回の騒動の中、一貫して新型コロナウイルスの弱毒性を訴え、過剰に反応する必要が無いことをどんな情報番組でも伝えています。

既存のインフルエンザと比べてみても、発症者数・発症する症状・死亡者数、どれをとっても弱毒性であることは明らかです。

インフルエンザは日本だけで毎年3000人以上の死者を出し、2019年1月にいたっては1日平均54人の方が亡くなっています。ちなみにアメリカではさらに深刻な状況で去年10月から今年の2月1日までで、1万2000人の方が亡くなっています。現在、全世界における新型コロナウイルスによる死亡者数は7154人(3月17日13時現在)で、明らかに既存のインフルエンザほど猛威を振るっているわけではありません。

新型コロナウイルス感染者の方の血液から「抗体」もすでに検出されており、感染者のほとんどが無症状か軽症で、感染者のほとんどが自然治癒していることから、

医療における治療法はまだ明確なものがなくても、身体に備わっている免疫機能は、新型コロナウイルスに十分対応できていることが分かります。

もちろん、免疫力が低下している方、高齢者、重い疾患を患っている方は注意が必要なのかもしれませんが、そんなことは新型コロナウイルスに限った話ではありません。

厚生労働省が発表した2018年の日本国内のデータでは、肺炎は死因第5位で、1年間に9万4654人の方が亡くなられています。これに対して、新型コロナウイルスの全世界での死者数は7145人。日本では27人です。

新型コロナウイルスの流行をチャンスととらえている人達が必死に動いていて、それに対して感染症などの病気や、健康に関しての知識が少ない人たちがパニックを起こしているのが現状です。

WHOは、不安をあおるようなマスコミの報道を見る時間を減らし、WHOのウェブサイトや、地域や国の保険機関など、信頼できる情報源から情報を収集するよう注意喚起しています。

が、2009年の新型インフルエンザの流行に際してWHOが行ったパンデミック宣言が誤りであったとの見方があり、パンデミック宣言に製薬会社の意向が大きく影響している可能性が示唆されていますので、どこの情報を信じていいのやらですね。

新型コロナウイルスの驚異は、感染による症状よりも、周りの過剰反応にあります。
私達に必要とされている行動は、「普段通り、健康的な生活を送ること」では無いでしょうか?

※画像1 ジョンズ・ホプキンズ大学ダッシュボードより引用2020年3月17日13時時点のデータ
※画像2 WHO特設ページより引用
※画像3・4 ウィキペディアより引用

WHO コロナ

パンデミック宣言

パンデミック宣言 誤警告