カイロプラクティックは「骨格（主に背骨）」を整えて、「神経」が正常に機能できる環境を作ることで、その人本来のパフォーマンスを最大限引き出す手技療法です。
背骨の問題により神経の機能が阻害されている場所をカイロプラクティックでは「サブラクセーション」と呼び、背骨のアジャストメント（調整）を行うことで、神経が正常に働ける環境作りをしています。
カイロプラクティックとは？
カイロプラクティックとは？
サブラクセーションを放置すると…
まず背骨の中を通る神経について説明します。
背骨の中を通る神経は大きく分けると体性神経系と自律神経系に分けられ、それぞれに情報を収集する役割を担う感覚神経と、脳からの命令を伝える役割を担う運動神経があります。
体性神経系
私たちが認識できる感覚情報（皮膚・筋・関節などからの情報）を脳に伝え、私たちが意識して体を動かすときに脳からの命令を筋肉に伝えます。
自律神経系
私たちが認識できない感覚情報、簡単に言えば人間ドッグなどで得られるような体内の情報を常に収集し、体内の臓器・組織の機能を調整して、その状況に応じて最適な体内環境を整えています。
これら神経の機能がサブラクセーションにより阻害されてしまうと、様々な健康被害を引き起こします。
それは背骨周辺の不調にとどまらず、全身の様々な筋肉・関節の不調や内臓の不調、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、免疫機能の異常など、ありとあらゆる病気・症状につながるのです。
もちろん、「カイロプラクティックでどんな病気も治ります！」というわけではありませんが、
「どんな病気を改善・予防する上でも、背骨と神経がより良い状態にあることは重要」というのに間違いはありません。
つらい病気や症状の改善・予防のためはもちろん、より良い健康状態を実現し、人生の様々なシーンで快適に過ごせるように、また人生の様々なシーンでより良いパフォーマンスを発揮するためにもカイロプラクティックを定期的に受けることをおすすめいたします。
科学的な検査の重要性
当院ではレントゲン分析や体表温度分析など、科学的なデータを検査に用いています。もちろん、施術者による検査も徹底して行っておりますが、正確性・安全性をより高めるためには、レントゲンなどの科学的なデータも必要不可欠です。
レントゲン分析
レントゲンを撮ってみないとわからない禁忌症や奇形等もあります。レントゲン写真があると、より正確に背骨・骨盤のズレや歪みを把握でき、より正確で安全性の高いアジャストメントを行うことができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
体表温度分析
ナーボスコープという機械を使って、背中の温度（背骨の左右の温度）を測定することで、神経機能の異常が起こっている場所を見つけ出すことができます。
レントゲンや体表の温度分析、神経学的な検査を行わないのはカイロプラクティックではありません。
