排尿機能の問題

排尿機能の問題に対してのアプローチ

腎臓 膀胱
病院で検査を受けても特に異常が見つからない場合は膀胱など泌尿器系の機能異常が疑われます。

膀胱などの泌尿器系は交感神経による蓄尿(尿を貯める)機能と、副交感神経による排尿機能によりバランスよくコントロールされています。

膀胱を支配する「交感神経領域」でのサブラクセーション(神経圧迫)が疑われるケース
・尿もれ・尿量の増加・頻尿

膀胱を支配する「副交感神経領域」でのサブラクセーションが疑われるケース
・排尿障害・なかなか排尿できない・残尿感・残尿・頻尿・尿量の減少

膀胱炎も発生の過程を考えると副交感神経領域でのサブラクセーションが疑われますが、免疫力の低下も関連しています。サブラクセーションの存在はどの領域で起こっていたとしても神経機能の妨げとなり、免疫力の低下につながりますので取り除く必要があるでしょう。

普段の生活で気をつけること

・尿もれがある方は骨盤底筋のトレーニングを行いましょう。
・膀胱炎や尿量の減少がある方は水分を多め(食事を含め2.5リットル以上)にとるようにしてください。
・膀胱炎がある方は陰部を清潔に保つ工夫をしましょう。
・生活習慣の改善に積極的に取り組みましょう。

最後に

排尿機能の問題は骨盤や腰椎に問題を抱える方によくみられます。カイロプラクティックケアを受けた後に排尿機能の変化が出ることも多くあります。排尿機能の問題を根本的に改善するためには、骨盤や腰椎の問題を取り除いておくことは重要だと考えております。