足部の変形

足部の変形に対してのアプローチ

足
外反母趾、内反小趾、扁平足、開張足、モートン病など
これらの足部の変形は、その人本来の足の指の長さや足長・足幅のバランスなどの特徴も関連しています。また、どのような変形であれ足のアーチの低下がからんでいるケースが多いです。

カイロプラクティックではまず、背骨・骨盤の問題によって起こる神経圧迫(サブラクセーション)を取り除きます。背骨や骨盤の歪みは筋骨格のバランスを乱し、足部への異常な負荷を生み出します。また、仙骨や腰椎から出ている神経は下肢の筋肉をコントロールしています。サブラクセーションにより、これらの神経が圧迫を受けると筋肉のバランスが乱れます。下肢に関連する神経圧迫を取り除き、自然治癒を促します。

股関節・膝・足首などの関節・筋肉も細かく検査し、必要に応じてそれぞれの関節の矯正を行い、正常な下肢の機能を取り戻します。

普段の生活で気をつけること

・良い姿勢を意識しましょう。以下のような姿勢が下肢のバランスを乱す原因となります。
・可能な範囲でいいので、できるだけ各関節を動かすようにしてください。運動不足による血行の悪化や筋力・柔軟性の悪化は足部の問題の原因となります。取り組むべきエクササイズ・ストレッチなどのアドバイスもさせていただきます。
・インソールの使用も検討してみましょう。

正しい靴を選び、正しい履き方を!
・ひも靴を選択し、できるだけ毎回ひもを結び足の甲が遊ばないようにしましょう。
・かかとを包み込む部分の強度がしっかりしている物を選びましょう。
・足の指が動かせる物を選びましょう。
・靴の底(特につま先側)が柔軟にまげられる物を選びましょう。
・扁平足や開張足、外反母趾、内反小趾などを改善する靴下も販売されています。
・外反母趾や内反小趾にはテーピングも有効です。

アドバイス

カイロプラクティックを受け、改善が見られたとしても日常生活で身体に負担をかける要因は数多くありますし、原因となるサブラクセーションや体の癖は根強く残っています。姿勢を気をつけたり、エクササイズやストレッチをすることで、ある程度は再発を予防できると思います。しかし、根本的な改善で再発を防止するためには症状が改善した後も定期的なケアを受けられることをおすすめいたします。