足根管症候群

足根管症候群に対してのアプローチ

足の痛み
足根管症候群の原因
外傷、ガングリオン、骨の変形、腱鞘炎、浮腫、かかとの変位など

足根管症候群と似た症状を引き起こす疾患
背骨での神経圧迫、モートン病、足底筋膜炎、閉塞性動脈硬化症、糖尿病、様々な神経疾患、精神疾患など

カイロプラクティックではまず、背骨・骨盤の問題によって起こる神経圧迫(サブラクセーション)を取り除きます。背骨や骨盤の歪みは筋骨格のバランスを乱し、足部の異常な負荷を生み出します。また、仙骨や腰椎から出ている神経は下肢の筋肉をコントロールしています。サブラクセーションにより、これらの神経が圧迫を受けると筋肉のバランスが乱れます。下肢に関連する神経圧迫を取り除き、自然治癒を促します。

股関節・膝・足首などの関節・筋肉も細かく検査し、必要に応じてそれぞれの関節の矯正を行い、正常な下肢の機能を取り戻します。

普段の生活で気をつけること

・良い姿勢を意識しましょう。腰や背中を丸めて座る、足を組む、片足に体重を乗せて立つなどのような姿勢が下肢のバランスを乱す原因となります。
・可能な範囲でいいので、できるだけ各関節を動かすようにしてください。運動不足による血行の悪化や筋力・柔軟性の悪化は足部の問題の原因となります。取り組むべきエクササイズ・ストレッチなどのアドバイスもさせていただきます。
・インソールや足底板の使用も検討してみましょう。
・靴や靴下でくるぶしの下を圧迫しないようにしましょう。くるぶし・かかとにゆとりがあって圧迫しない靴を履いた方が良いか、それともフィットした靴を履いた方が良いかは両方試してみてください。

改善後は下記のように、正しい靴を正しく履きましょう。
・ひも靴を選択し、できるだけ毎回ひもを結び足の甲が遊ばないようにしましょう。
・かかとを包み込む部分の強度がしっかりしている物を選びましょう。
・足の指が動かせる物を選びましょう。
・靴の底(特につま先側)が柔軟にまげられる物を選びましょう。
・扁平足や開張足、外反母趾、内反小趾などを改善する靴下も販売されています。

アドバイス

カイロプラクティックを受け、改善が見られたとしても日常生活で身体に負担をかける要因は数多くありますし、原因となるサブラクセーションや体の癖は根強く残っています。姿勢を気をつけたり、エクササイズやストレッチをすることで、ある程度は再発を予防できると思います。しかし、根本的な改善で再発を防止するためには症状が改善した後も定期的なケアを受けられることをおすすめいたします。