靱帯損傷(前十字靱帯・後十字靱帯・内側側副靱帯)
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靱帯損傷(前十字靱帯・後十字靱帯・内側側副靱帯)
靱帯損傷に対してのアプローチ
まず整形外科で検査を行い、すぐに手術が必要な状態かどうかを確認してもらいましょう。前十字靱帯損傷はどうしても手術せざるを得ない場合が多いですが、後十字靱帯や内側側副靱帯の損傷は手術をしなくても治癒する可能性は十分にあります。病院での検査・リハビリと並行してカイロプラクティックの施術も行うべきと考えます。
カイロプラクティックでは、まず背骨・骨盤の問題によって起こる神経圧迫を取り除きます。背骨や骨盤の歪みは股関節・膝・足首・足のバランスを乱し、膝への負荷が増加します。また、仙骨や腰椎から出ている神経は下肢の筋肉をコントロールしています。これらの神経が背骨により圧迫を受けても筋肉の働きが乱れ、膝への負荷が増加します。膝に関連する神経機能を正常にすることで、自然治癒を促します。
他にも股関節・膝・足首などの関節も細かく検査し、必要に応じて各関節の矯正を行います。
普段の生活で気をつけること
・良い姿勢を意識しましょう。腰や背中を丸めて座る、猫背、足を組む、片足に体重を乗せて立つなどの姿勢は下肢のバランスを乱す原因となります。
・可能な範囲でいいので、できるだけ関節を動かすようにしてください。運動不足による血行の悪化や筋力・柔軟性の悪化は自然治癒の妨げとなります。痛くてウォーキングができない方は自転車か、プールでの運動がおすすめです。取り組むべきエクササイズなどのアドバイスもさせていただきます。
・膝に過剰な負荷をかけないためにも体重のコントロールに取り組みましょう。
・急激な痛み・はれが出ている時には患部を温めることは避けてアイシングをしましょう。
1回20分を目安に1日に数回行いましょう。
各種筋力トレーニングについて(注意が必要ですので当院にてアドバイス致します)
・前十字靱帯損傷:スクワットなど、太もも後面の筋肉を中心にトレーニング
・後十字靱帯損傷:太もも前面の筋肉を中心にトレーニング
・内側側副靱帯:太もも前後面の筋肉をバランス良くトレーニング
アドバイス
症状の改善が見られたとしても日常生活で身体に負担をかける要因は数多くありますし、サブラクセーションや体の癖は根強く残っています。姿勢を気をつけたり、エクササイズやストレッチをすることで、ある程度は再発を予防できると思います。しかし、より良い状態を実現し、再発を防止するためには定期的なケアを受けられることをおすすめいたします。
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