まず自律神経の働きに着目します。交感神経の正常な機能により骨の新陳代謝（骨形成・骨吸収）が促進されますが、過剰に交感神経が緊張してしまうと骨吸収（カルシウムが骨から血液へ吸収されること）が促進され、骨密度は減少していきます。
骨粗鬆症はホルモンの影響も大きく受けます。閉経後の女性の場合は女性ホルモンの量が減少するので注意が必要になります。正常なホルモンの働きのためには正常な交感神経の働きが必須です。
骨粗鬆症
骨粗鬆症に対してのアプローチ
骨粗鬆症の患者様でもカイロプラクティックを受けることは可能です。骨折の心配もあると思いますが可能な範囲で施術していきますのでご安心ください。
以上のことからカイロプラクティックでは、交感神経の正常な働きを復元できるようなお手伝いをさせていただきます。
普段の生活で気をつけること
積極的に運動に取り組みましょう
体に刺激を与えなければ良い骨形成は望めません。取り組んでほしい運動に関しましてはこちらでアドバイスさせていただきます。転倒には十分気をつけて行ってください。
カルシウムを積極的に摂取しましょう
規則正しい生活習慣を見に付け、自律神経を整えましょう
アドバイス
骨粗鬆症でもカイロプラクティックは受けられますが、骨粗鬆症の診断を受けており、急性腰痛など強い痛みが出ている場合は骨折が疑われますのでまず病院を受診してください。骨粗鬆症の進行を防ぐのにカルシウム剤やビタミン剤などだけでは不十分です。カイロプラクティックを受け積極的に運動に取り組みましょう。
