炎症性腸疾患

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)に対してのアプローチ

腹痛
生活習慣や食事の内容が関係すると考えられており、腸粘膜の細菌、ウイルス感染、食物アレルギー、腸内細菌が関わるアレルギー、自律神経の障害、自己免疫の問題など、様々な説がありますが、成因は不明とされております。

カイロプラクティックの臨床研究においては副交感神経(特に迷走神経)でのサブラクセーションが炎症性腸疾患に関連しているとの報告があります。成因にアレルギー等も疑われていますので、副腎に関わる交感神経領域でのサブラクセーションも関係しているのではないかと考えられます。

普段の生活で気をつけること

・腸内環境を整えるために食物繊維や発酵食品を摂取するようにしましょう。
・高カロリー、高タンパク、低脂肪の食事を心がけましょう。
・暴飲暴食、刺激物(冷たいもの、辛いもの)の過剰な摂取、アルコールの過剰摂取などは控えましょう。
・運動によるストレス解消に積極的に取り組みましょう。
・正しい生活習慣を身に着けましょう。

アドバイス

炎症性腸疾患に関しては原因が明確になっていませんが、ステロイドなどの免疫抑制薬や抗菌薬等による薬物療法で経過観察されている方が多いようです。免疫機能を抑制するのは本来は自律神経の役割ですし、菌を殺すシステムも体に備わっております。薬物療法や手術に踏み切る前にカイロプラクティックケアと生活習慣の改善により、根本的な体質の改善を行うことをおすすめいたします。

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