便秘が優勢な患者では副交感神経(迷走神経)の機能障害があり、下痢が優勢な患者では交感神経系に機能障害があったとの研究報告があります。
便秘が優勢な場合は副交感神経領域でのサブラクセーションを優先し、下痢が優勢な場合は交感神経領域でのサブラクセーションを優先してアジャストメントを行っていきます。
ただし、ガンステッドカイロプラクティックの臨床において、上部頸椎(迷走神経領域)へのアジャストメントにより下痢の症状が軽減したとの報告もありますので、アジャストメントを行う部位は慎重に検査をして決定していきます。