狭心症・心臓発作

狭心症や心臓発作を起こしやすい体質改善のために

心臓
狭心症は心臓自体に血液を供給している血管(冠状動脈)が狭窄してしまい血流量が低下してしまっている状態に、身体的労作、食事、排便、興奮状態、ストレス、寒冷などによる心筋の酸素需要の増加が重なって発症します。

この発症の特徴から冠状動脈を弛緩する作用がある交感神経が正常に機能できるようにするためにも、心臓を支配する交感神経領域にサブラクセーション(神経圧迫)があれば取り除く必要があります。

冠状動脈の機能を低下させてしまう要因としては、動脈硬化や高血圧、糖尿病、肥満、高コレステロール血症などもあるので、それらも考慮した上で治療方針を決定します。ストレス心筋症の進行過程の奥に交感神経の過緊張および、血症カテコールアミンの上昇が関与していることも考慮すると副交感神経でのサブラクセーションも同時に取り除く必要もあるかと思われます。

普段の生活で気をつけること

・初歩的な生活習慣の見直し(食事、運動、睡眠、ストレス解消、禁酒、禁煙)
・野菜・果物の積極的摂取(腎障害を伴っているケースでは高カリウム血症のリスクがあるので禁止、糖尿病を患っている場合は、果物の摂取は推奨されない)
・コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える
・魚の積極的摂取

アドバイス

狭心症や心臓発作は命にかかわる疾患ですので、医療機関での受診は必須です。発作を抑えるための薬物療法もやむを得ないかと思います。しかし、狭心症や心臓発作を起こしてしまう根本的な体質の改善も必須です。カイロプラクティックケアを受け、生活習慣も改善する必要があると考えております。