上腕骨外側上顆炎 (テニス肘・ひじの外側の痛み)
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上腕骨外側上顆炎 (テニス肘・ひじの外側の痛み)
上腕骨外側上顆炎に対してのアプローチ
ひじの外側についている筋肉(手首を手の甲側に曲げる筋肉)の使いすぎによる炎症で、テニス肘とは言いながら、実際は筋力の弱い主婦の方が発生頻度は高いです。
まずは背骨・骨盤の問題によって起こる神経圧迫(サブラクセーション)を取り除きます。背骨や骨盤の歪みは筋骨格のバランスを乱し、肘の痛みの原因となります。また、頚椎や上部胸椎から出ている神経は肘・手首などに関わる筋肉をコントロールしています。サブラクセーションにより、この神経が圧迫を受けると筋肉のバランスが乱れ、痛める原因となります。肘・手首に関連する神経圧迫を取り除き、自然治癒を促します。
その他の関節や筋肉なども細かく検査し、必要に応じてそれぞれの関節の矯正を行います。
普段の生活で気をつけること
・可能な範囲でいいので、できるだけ肘・手首を動かすようにしてください。運動不足による血行の悪化や筋力・柔軟性の悪化は関節の痛みの原因となります。
・手首を甲側に曲げる動作や手の甲を上にして荷物を持つのを控えてください。
・ 肘の外側に付着する筋(撓側手根伸筋)のストレッチをしましょう。
・テニス肘バンド(専用サポーター)の使用も有効です。
・急激な痛みが出ている時には患部を温めることは避けてアイシングをしましょう。1回20分を目安に1日に数回行いましょう。痛みがピークを過ぎれば中止します。
アドバイス
カイロプラクティックを受け、改善が見られたとしても日常生活で肘・手首に負担をかける要因は数多くありますし、痛みの原因となるサブラクセーションや体の癖は根強く残っています。エクササイズやストレッチをすることで、ある程度は再発を予防できると思います。しかし、根本的な改善で再発を防止するためには症状が改善した後も定期的なケアを受けられることをおすすめいたします。
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