逆流性食道炎

逆流性食道炎に対してのアプローチ

逆流性食道炎は下部食道括約筋(食道と胃の境目を閉める筋肉)の弛緩および圧の低下により起こります。括約筋を収縮させるのは交感神経の役割です。カイロプラクティックでは交感神経でのサブラクセーションを取り除くことで、交感神経が正常に働ける環境を整えます。

ただし、食道の蠕動運動の低下、食道粘膜の抵抗力低下、胃内容物の排泄遅延、胃酸の過剰分泌、胃の過伸展なども関与します。これらの関与しやすい因子に関しては副交感神経の機能低下と交感神経の過緊張により起こりやすい徴候です。なので、これらの因子の関与がある場合は副交感神経でのサブラクセーションも同時に取り除いていく必要があります。

常に症状が出ているのか、それとも満腹時に消化不良を起こして発症するのかなど、細かい問診を行いアジャストメントする部位(交感神経?副交感神経?両方?)を決定します。

普段の生活で気をつけること

・腹圧の上昇を避けましょう。
 例:ガードルやコルセットの使用、猫背、前屈姿勢など
・肥満と便秘を予防しましょう。
・一回の食事量を減らしましょう。
・下部食道括約筋圧を低下させる作用のある脂肪食、アルコール、チョコレートなどは控えましょう。
・胃酸分泌を亢進させるコーヒー、紅茶を控えましょう。

アドバイス

食道だけでなく消化管全体には、内容物が逆流しないようなシステムが組み込まれています。要所要所での消化管の括約や、蠕動運動(内容物を前へ押し出す腸管の運動)は自律神経によって調整されているため、自律神経の乱れが起こることで逆流が発生します。カイロプラクティックケアと生活習慣の改善により、自律神経を整えることをおすすめいたします。