喘息(ぜんそく)アトピー性皮膚炎

30代 男性

喘息 ぜんそく アトピー性皮膚炎
来院時は特に目立った症状はありませんでしたが、スッキリしたいといったご希望があり当院に来院されました。

今はひどくありませんが喘息や睡眠時無呼吸症候群、風邪をひきやすいなど呼吸器系が弱いのと、アトピー性皮膚炎があるとのことです。

レントゲンを分析してみると、側面からみた写真(写真左側)では頸椎の前弯消失(ストレートネック)と腰椎の前弯減少が確認されましたが、椎間板の厚みは充分保たれており、そこまで悪い状態ではありませんでした。

背中側から見た写真(画面右)では、骨盤と腰椎の歪みは軽度ですが、胸椎(背中の上部)に歪みの分岐点が2カ所ほど見つかり、そこから頭・首が右に傾いた状態になっています。

上部胸椎(背中の上部)は気管・気管支・肺といった呼吸器や、心臓・大動脈などの循環器につながる神経が出ている部位で、ここでの神経圧迫がこの方の呼吸器系の問題に関係していることが考えられます。

また、胸椎・交感神経・ホルモン系(甲状腺や副腎など)には深い関係があり、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状とも関係しています。

実際、この方の体を検査してみると、上部胸椎~中部胸椎(背中の真ん中から上部)にかけてが悪い状態でしたので、定期的なカイロプラクティックケアで呼吸器の問題やアトピー性皮膚炎に良い変化が見られることが期待できます!