前屈みでの作業で腰を痛め、太ももの神経痛も出てしまい当院に来院されました。今回痛めた背景を考えると椎間板ヘルニアなどが疑われましたが、さらにお話をお伺いしていると、前屈するのはなんともなくて、腰を反らすと痛かったり、動き始めよりも歩いていると徐々に痛みが増してくるという特徴から、すべり症や脊柱管狭窄症も疑われすぐにレントゲンを撮りに行っていただきました。
レントゲンを確認すると、すべり症や脊柱管狭窄症は無くて一安心でしたが、下部腰椎の椎間板の厚みが本来の3分の1以下に減少しており、神経の通り道が極端に狭くなっていました。ただし、これはここ数日で急に起こったことでは無いので今回の症状の原因と言うよりは要因の1つと考えられます。
今回の症状を引き起こしている要因は
①椎間板の厚みの減少により、神経の通り道が狭くなっていたこと
②長時間の前屈での作業による椎間板の損傷
③左骨盤の問題
以上の3つが考えられ、それぞれに対して施術を行っています。