肺炎について、皆さんどのようなイメージがありますか?
「昔は怖い病気だったけど、今は治る病気になった。」
なんとなく昔から言われていることで、皆さんの中に染み渡っているイメージでは無いでしょうか?
これ、実は間違いで、若い健康な方に限った話です。ご高齢の方や持病がある方にとっては昔と変わらず怖い病気です。
「抗生物質」が発見され、医療の現場で積極的に使用されるようになる以前(1900年代初頭頃)、肺炎は死因の1位か2位を占めていました。
ただ、抗生物質による細菌治療が発達した現在も、毎年死因の3位~5位に入っており、毎年10万人前後の方が亡くなられています。
肺炎で亡くなる日本人の約98%は65歳以上の方で、特に持病があり抵抗力が弱っている方にとってはとても怖い病気です。高齢になると急激に症状が進むことも当然あります。
新型コロナウイルスの感染拡大防止は、今現在取り組むべき課題ではありますが、肺炎予防というのは新型コロナウイルスの流行関係無しに取り組むべきことなのかなと思います。
自分なりに予防のために必要な情報を今後どんどん発信していければと思いますので、ぜひご覧になって実践してみて下さい。