症例報告:逆子の改善(妊娠34週)

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逆子の胎児が頭位に戻ることを促すために、日本では逆子体操やお灸などをすすめられることが多いですが、カイロプラクティックが普及している欧米諸国では、「逆子の時はカイロプラクティック(ウェブスターテクニック)」というのが広く認知されています。

奥様がウクライナ出身の方で、「ウェブスターテクニック」で検索されて当院を見つけてご来院されました。

妊娠26週の時に逆子が分かり、そのまま改善がみられず当院に来られたのが妊娠34週の時でした。初回の施術を行い、その3日後の妊婦健診で逆子の改善が確認され、そのまま自然分娩を迎えることができました。

私自身も半年前、妻が第3子を妊娠中に同様の経験をしていたので、逆子による胎児への負担や自然分娩のリスク、帝王切開など様々な不安を理解できたのもあって、よい報告が聞けたときには大変うれしく、幸せな気持ちにさせてもらえたのを覚えています。

この方の場合ウェブスターテクニックで行う子宮円索のチェックでは顕著な異常は確認されず、軽いリリースのみ行いました。それよりも顕著だったのが仙骨のねじれ(P-L)で、この仙骨へのアジャストメントがこの方の逆子の改善に有効だったように思います。

逆子がわかったときに取り組むべきことはいくつかあります。
その中の一つにカイロプラクティックがあることが、日本でも広く認知されることを願っています!