カルシウムは「筋の活動」に必要な栄養素です!
カルシウム=骨というイメージが強いかと思いますが、骨はあくまでもカルシウムなどのミネラルを貯蔵しておく場所でしかありません。もちろん、それはそれで重要なのですが、それ以上に「筋の活動」は重要!ということで今回は、骨粗鬆症や骨軟化症には触れません。
「筋」には3種類あります。体を動かしたり、姿勢を維持したりするための「骨格筋」。心臓を動かすための「心筋」。気道や食道、血管、胃腸、膀胱、子宮、その他もろももろの内臓を動かすための「平滑筋」。これら全ての活動にカルシウムは必須です。
血中にカルシウムが不足してしまった場合、神経や筋の興奮性が高くなり以下の症状が起こります。
・顔や手足のけいれん
・筋硬直
・唇や舌、手足の感覚異常
・皮膚の乾燥
・爪が割れやすい
・認知症、うつ病
・白内障
・その他様々な臓器の不調
カルシウム不足の解消のために以下の事に取り組みましょう!
・カルシウム(牛乳、小魚、海藻、大豆、緑黄色野菜など)を充分に摂取
・運動不足の解消
・週に30分以上は日光にあたる