レントゲン分析

つい先日、ようやく妻がレントゲンを撮ってきてくれました!料金が少々高いためなかなか患者さんの皆さんに撮っていただけてないのが現状ではありますが、改めてレントゲンは重要だと感じました。分析結果をざっと紹介します!(妻の了承を得ています。)
レントゲン
まず、頭部と首を側面から見た写真ですが、素人目にみても分かるぐらいストレートネック(最近よく言うスマホ首)です。専門的に分析していくと上部頸椎(赤い線が引いているあたり)に問題がありそうです。

次に、腰を側面から撮った写真ですが、首と比べて極端に弯曲が強い反り腰になっています。腰椎の骨1つ1つが後方に少しずつズレながら弯曲を形成しており、慢性的に腰や骨盤に問題を抱えている人によく見られる特徴です。ちなみに首も本来であれば腰と同じ方向に弯曲があるのが正常ですが、妻の首は反対に弯曲してます。。

最後に背中側から見た全身の写真です。まず骨盤ですが大きく右に傾いているのが長く引いている赤い線を見ても分かるかと思います。あと左右の骨盤の形状が少し違うのは分かりますでしょうか??骨盤が上から見て時計回りに回っているのも特徴です。背骨は緩やかに右側に凸のカーブを描き、胸椎8番の骨がカーブの分岐点になっています。頭が右に傾いているのは素人目に見てもはっきり分かるかと思います。頭部の傾きは上部頸椎(赤い線を引いている辺り)から急激に起こります。上部頸椎には慢性的な問題が大いにありそうですね。

考察

レントゲンで確認してみて、改めて上部頸椎(首の上の方)の問題が悪そうだなと思いました。この上部頸椎の問題ですが、あくまで推測ではありますが出生時から抱えてきた問題だろうと思います。妻は赤ちゃんの頃、小児喘息や肺炎などで何度も入院をしてきたそうです。上部頸椎は出生時に負担のかかりやすい部分で、ここの問題が小児喘息などの疾患に関連しているというのはカイロプラクティックではよく言われることですし、実際に静岡の職場にて1回の施術で喘息が改善した例も目の当たりにしました。妻の場合は上部頸椎の問題が呼吸器疾患だけで無く、めまい・頭痛・ストレートネック・胃痛などの原因になっていると考えられます。骨盤の歪みも思っていたとおり大きく、腰痛と生理痛の原因になっているのではないかと考えられます。

最後に

かなり長文になってしまいましたが、ここで紹介したのはレントゲンで得られた情報のごく一部です。レントゲンは膨大な量の情報を私たちに教えてくれます。少々料金はかかってしまいますが、是非レントゲン撮影にご協力いただければと思います。